三代目・NAOTOが映画初主演 ダンス封印で熱演、映画祭出品も決定

 NAOTO
NAOTOが主演する映画「ダンシング・マリー」の一場面 
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 三代目J SOUL BROTHERSのパフォーマー・NAOTO(35)が、来年公開予定の「ダンシング・マリー」で映画初主演を務めることが17日、分かった。国内外で評価を受けるSABU監督(54)のオリジナル脚本によるファンタジーで、幽霊同士の恋を手助けする青年役。10月3日にスペインで開幕する「シッチェス・カタロニア国際映画祭2019」への出品も決まった。

 三代目や兼任するEXILEでのアーティスト活動と並行し、演技経験を積み重ねてきたNAOTOが、初めて銀幕主演を射止めた。「ダンシング・-」は自身5作目の映画出演。ステージでファンを魅了し続けているパフォーマーにふさわしいタイトルだが、劇中で得意の踊りを繰り出すシーンはないといい、迫真の演技でスクリーンを彩る。

 演じるのは、古びたダンスホールの解体担当を任される役所職員の藤本研二。ホールに取りついた幽霊のマリーに出会い、生前に恋していたジョニーを連れてきてほしいと依頼される。無気力に日々を過ごしていた藤本だったが、超能力を持つとされる少女と2人で、“幽霊探し”をすることに-。

 撮影は昨年2月に行われ、東京、北九州に加えて、台湾での海外ロケも敢行。「とにかくまだ見ぬ世界に飛び込むからには、自分の中でできる準備を全てやって臨もうと思っていました」と向き合った。SABU作品のファンだったといい、「監督の演出に身を委ねることで、自分の作ってきた藤本という人間に最後に命を吹き込んでもらったような気がします」と初タッグを喜んだ。

 呼応するようにSABU監督も、「身体能力やセンスは知っていましたが、演技がこれほどできるとは…本当に素晴らしかった」と絶賛。“俳優NAOTO”の初主演作を、かつて「リング」(99年)と「座頭市」(03年)がグランプリを獲得した「-カタロニア国際映画祭」へ、自信を持って送り出した。

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