中居正広「あなたが一番愛されちゃってるよ…」ジャニーさんへの思い 涙堪え初めて語った

 9日に解離性脳動脈瘤(りゅう)破裂によるくも膜下出血のため87歳で死去したジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川(本名喜多川擴=きたがわ・ひろむ)さんの後継者として、ジャニーズJr.の育成に携わる滝沢秀明氏(37)が、13日、TBS系で放送された「音楽の日」で、初めて恩師への思いを表現し、司会の中居正広(46)が代読した。また、中居は同日、司会を務めるテレビ朝日系「中居正広のニュースな会」(土曜、正午)でジャニーさんへの思いを語った。

 冒頭約10分、ジャニーズ事務所の歴史を振り返るVTRを見た中居は「僕個人としてもとっても(ジャニーさんの死は)大きなできごとでした」と静かに語り始めた。元NHK解説委員の柳沢秀夫氏(65)から「最後にジャニーさんと会った時にかけた言葉は」と聞かれると、「どれが最後だったのか分からないくらい会いに行っていた。今も本当に亡くなったのかなと。“バイバイ、また来るね。しあさって来ますから”というのが最後だったのかな」といまだに実感がないことも明かした。

 他の所属タレントが追悼コメントを出していたのに、自身が口を閉ざしていた理由は、「世界野球プレミア12」のサポートキャプテン就任発表が11日だったため「コメントが濁ってしまうといけないので、控えさせていただいていた」と説明した。ジャニーさんの家族葬が終わったこともあってか、この日は口も滑らか。ジャニーさんからステージでの照明の大切さを教わったり、トークのスキルを鍛えるよう、光GENJIのステージで前説を任されたことも笑いをまじえてたっぷりと語った。

 ジャニーさんに対しては「僕は怖かった方。プライベートも含め厳しくしてもらった」と印象を明かした。さまざまな教えを受けたことを感謝しつつ、最後は天を指さしながら「あなたがたくさんの人に愛されるように頑張りなさいって教育されているけど、あなたが一番愛されちゃってるよと言いたい」としんみり。唇をかみしめ、涙を堪えるように悼んだ。

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