AKSが山口真帆襲撃の2人に損害賠償請求 10日に新潟地裁で第1回口頭弁論

 アイドルグループ・NGT48の運営会社「AKS」が、元メンバー山口真帆(23)への暴行容疑で逮捕され不起訴となった男性2人に損害賠償を求めた訴訟は、活動を休止せざるを得なくなったとして請求額が3000万円に上ることが5日、代理人弁護士への取材で分かった。新潟地裁で10日、第1回口頭弁論が開かれる。

 訴状によると、NGTファンの男性2人は昨年12月8日、新潟市の山口の自宅前で、山口の顔をつかみ暴行。事件後に山口らに経緯を聞かれ、他のNGTメンバーが関与していると答えたため、グループ内の信頼関係を損ね、活動休止を余儀なくさせたなどとしている。グループの公演中止やメンバーが起用されていた広告の打ち切りによる損失、メンバーの自宅警備費用などにかかった計1億円余りのうち3000万円を請求した。

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