フット岩尾 中日「お前」問題で「ケガなく最後までみたいなことしか言えなくなる」
フットボールアワーの岩尾望(43)が4日、フジテレビ系の生番組「バイキング」に出演し、物議を醸しているプロ野球・中日の応援歌自粛問題で、「とにかくケガなく最後まで、みたいなことしか言えなくなる」と、苦言を呈した。
この問題は中日球団が応援団に、「サウスポー」替え歌である応援歌の「お前が打たなきゃ誰が打つ」という歌詞の「お前」を「不適切なフレーズ」と問題視。与田剛監督が「子供たちが歌うのは教育上、良くない」と指摘、球団がフレーズ変更を応援団に要請し、応援団はシーズン中の変更が難しいため当面、使用を自粛することに決定したもの。
岩尾は「(応援の定番フレーズの)『かっ飛ばせ』とかも命令口調だし、プレッシャーを与えるとかになりそうだし、『お前が打たなきゃ誰が打つ』とかも、『ここで打たなきゃ誰が打つ』も心理的プレッシャーを与えるとかになると、『もうとにかくケガなく最後まで』みたいな、『それでケガなく終えてくれたらいいよ、僕たちファンは』みたいなことしか言えなくなる」と、皮肉たっぷりに苦言。スタジオは爆笑に包まれた。
ヤクルトの真中満前監督は「選手からすると応援歌の中ですから(お前というフレーズは)あまり違和感はないと思う」と、応援される側として同意しかねるようだったが、「しっかり話し合うべき」と、同業の中日にも気を使った。
タレントの薬丸裕英は「どこが気になるのかよく分からない。鼓舞する意味も含めてじゃないですか」と首をひねり、俳優の伊吹吾郎も「お前っていう言葉はものすごい親しみと近距離を感じる」とした上で、「こんな世の中になっちゃって、変な世の中だと思うんだよね。なぜ今になってお前がダメなのか、理解に苦しみますね」と、時代風潮にも疑問符を付けていた。
