TBS社長、反社会的勢力の活動を助けるタレントの出演は「あってはならない」
TBSが3日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。佐々木卓社長が、タレントと反社会的勢力との関わりについて質問に答え、反社会的勢力とつながりがある出演者や「反社会的勢力の活動を助けることになってしまう出演者」に関しても、番組出演は「あってはならない」とする見解を示した。
反社会的勢力の会合に金銭を受け取り出演したことで、芸人が所属事務所から謹慎処分を受けている問題について、質問を受けた佐々木社長は「日頃から反社会的勢力に介入するすきを与えないということが大事だろうなというふうに思っております。すきを見せると介入を許してしまう、ということでありますので、それに気をつけることが何よりも肝要だろうと思っています」とした。
その上で、「反社会的勢力と、つながりのあることが確認された出演者ですとか、そういう反社会的勢力の活動を助けることになってしまう出演者に関しては、その出演はあってはならないなというふうに思っております」との姿勢を示した。