秋元康氏プロデュース劇団「4ドル50セント」、メンバーの大量離脱に涙…

会見中に涙を見せた劇団4ドル50セントの福島雪菜=東京・原宿駅前ステージ
会見中に涙を見せた劇団4ドル50セントの福島雪菜=東京・原宿駅前ステージ
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 音楽プロデューサーの秋元康氏(61)がエイベックスとのタッグで手がける「劇団4ドル50セント」が3日、東京・原宿駅前ステージで公演「あなたがいなくて僕たちは」の初日上演前に会見を実施。リーダーの岡田帆乃佳(22)、主演の湯川玲菜(18)、福島雪菜(20)、うえきやサトシ(29)が出席した。

 結成から2年を迎えた思いと公演への意気込みを問われた福島は「いろいろな環境で、劇団を旅立っちゃった子もいるし…」と答えながら、突然涙を流した。そのまま「この劇団じゃないけど、別のところで、芸能の世界にいたいって子もいるので、みんなで闘志を燃やして頑張っていきたいなっていう気持ちもあります」と話すと、うえきやも「共演できる日を夢見てね…」としんみりした表情で続けた。

 同劇団は2017年に劇団員31人で旗揚げされたが、現在は22人。6月30日には、旗揚げ公演の主演を務めた糸原美波(22)ら2人が退団し、5月31日にも4人が退団するなど、2カ月で6人という“大量離脱”が発生していた。

 リーダーの岡田は「もちろん悲しいです。最初の31人で、一番を目指したかった。『私が何かしちゃったのかな』とか、責めちゃう部分もある」と悲痛な表情。それでも「その子の人生だし、別々のところでも、『4ドル50セント』にいたということは変わらない。私たちも売れて、その子たちも売れて、いい景色がお互い見られたらなと」と前を向いた。

 最年長のうえきやは「男子は今5人で、半分いなくなった。現実的に、いろんな個人の思いがあると思います。その中で自分たちは、人としてはサポートはできたけど、お金の面とかでサポートできない部分があった」と内部事情も口に。「それで失っちゃったのはすごい悲しい。けど、人の人生なので、自分たちがどうこう言える部分じゃない。改めて一生懸命応援したい」と話した。

 今作は、5~6月にインターネット放送「LINE LIVE」で生配信された同名のスマホドラマの“総集編”。メンバーはそれぞれ自分自身の役で出演し、劇団や他メンバーに対する思いもセリフに乗せている。うえきやは「今回のメンバーがいなくなったことについても『こういう風に思ってる』っていう台詞もあったりする、その奥にあるものを、お客さんに感じてもらえたら」とPRした。同公演は7日まで行われる。

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