宮迫ら処分 テレ朝は吉本へコンプライアンス重視を求めたばかり

 吉本興業は24日、お笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(49)ら所属芸人11人を「当面の間」謹慎処分にしたと発表した。大規模詐欺グループに対して、事務所を通さずに仕事をする闇営業の形で関与したことが判明し、慎重に調査した上で決断した。宮迫は数多くのレギュラーを抱えているが、その中の1つであるテレビ朝日は14日に吉本興業へコンプライアンス意識の徹底を求めていたばかりだった。

 宮迫は、同局の大人気トーク番組「アメトーーク」のMCを務めているが、この観覧に詐欺グループの主犯格夫婦を招待する発言をしていたことなどが一部で報じられていた。

 この発言を重く見た同局は、実際に呼び込まれていたかを調査したが事実は確認できず。そのため「現時点では放送予定に変更はありません」と説明するも「しかしながら、事務所を通さずに接触したことによって、逮捕される前だったとはいえ、振り込め詐欺や反社会的勢力の人物がいたとの指摘がある事業集団との関係を疑われる報道があったことは、誠に遺憾」とコメントし所属の吉本へ「改めて所属タレントのコンプライアンス順守の徹底を求めています」としていた。

 その求めから10日後の一斉処分。吉本はこの日の発表の文書で「今回の事実確認結果は、重大な問題であると考え、今回の処分に至り、弊社としてもその責任を痛感するものであります」としている。

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