内藤剛志、バナナマンを「つぶそうとした」…俳優としての危機感を抱く

映画「ペット2」日本語吹替版完成会見に出席した(左から)宮野真守、伊藤沙莉、永作博美、バナナマン・設楽統、バナナマン・日村勇紀、佐藤栞里、内藤剛史=ザ・ペニンシュラ東京
映画「ペット2」日本語吹替版完成会見であいさつをする内藤剛史(後列右)。前列左はバナナマン・日村勇紀、前列右は佐藤栞里、後列左は伊藤沙莉=ザ・ペニンシュラ東京
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 俳優の内藤剛志(64)が24日、都内で行われた、声優を務めた米アニメ映画「ペット2」(7月26日公開)の日本語吹き替え版完成会見に出席。共演したお笑いコンビ・バナナマンの設楽統(46)と日村勇紀(47)を「つぶそうとした」という過去を告白した。

 10年以上前からバナナマンのファンだという内藤は「俳優座でのライブも毎年、見に行っていた」と説明。「長めのコントというか、芝居をやっていたんですが、本当に上手なので、『つぶしておかないと』と思っていた」と、俳優としての“危機感”を抱えていたことを明かした。

 その上で「つぶそうとしたんですけど、全然つぶせないまま10年以上来ちゃった」と苦笑い。設楽は「内藤さんとガッツリお芝居をやるのは初めてなので、すごくうれしかった。声もいいし、さすがでした」と大先輩に敬意を表した。

 今作で内藤が演じた農場犬・ルースター役は、オリジナル版では俳優のハリソン・フォード(74)が務めている。内藤は「そこが(オファーを)お受けした一番の理由かもしれません」とジョーク。「彼は(アニメ声優は)初めてらしいんですね。僕は何回もやってるから、少しはアドバンテージがあるかと思ってたんですが、すごかったですね。全然アドバンテージなかった。ハリソン・フォードさん、うまいです。さすがに」と、世界的名優の前には白旗を揚げていた。

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