飯森容疑者、同級生名で虚偽通報疑い
古瀬巡査が刺される直前にあった虚偽の空き巣被害の110番通報者が飯森裕次郎容疑者(33)の同級生を名乗り「怖くなって外に出た」「警察官2人で来てほしい」と話していたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。
吹田署捜査本部は飯森容疑者が計画的に、巡査らを出動させて手薄になった交番を襲う狙いで通報し、公衆電話を使った不自然さを取り繕った可能性もあるとみている。
一方、使われた包丁の包装ケースが現場に残されていたことも判明。飯森容疑者が未使用の包丁を用意した可能性があり、捜査本部は購入した店や時期の特定を進める。
飯森容疑者とみられる男が事件後に服や靴を購入したイオン北千里店(吹田市)には靴箱が残されており、靴箱に付いた指紋と現場にあった包丁の包装ケースに付いた指紋が一致した。