ハロー！プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルムが１８日、東京・日本武道館でリーダー・和田彩花（２４）の卒業公演を開催した。

　ファン１万２０００人を前に、メジャーデビュー曲「夢見る１５歳」など２０曲を披露。エッグ時代を含め歴代最長となる、１５年間のハロプロ生活に別れを告げ、「いろんなメンバーが加入し、卒業して、物語をつないで、第１章は終わりました。そして、第２章のスタートにもなります」と感無量の表情で声を絞り出した。

　最後まで涙を見せず、アイドルスマイルを絶やさなかった和田は「明日からグループではなく和田彩花として生きます。アイドルの解釈の幅を広げるため、またステージに戻るのが夢なので、そこに向かって頑張っていきたいと思います」とあいさつ。新たなアイドル像を模索しながら、まずは美術専攻の大学院２年生として修論に取り組む予定だ。

　会場にはアンジュルムの大ファンとして知られ、今月に電撃結婚した南海キャンディーズの山里亮太（４２）と女優・蒼井優（３３）夫妻も駆けつけた。ライブ後にはメンバー全員で夫婦を囲み、記念写真を撮ったという。