サザン40周年ツアー締めた 昭和-平成-令和36曲「東京Dでまた」5万人に誓った

全国ツアー最終日を東京ドームで迎えたサザンオールスターズの桑田佳祐
全国ツアー千秋楽を東京ドームで迎えたサザンオールスターズ
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 国民的人気バンド、サザンオールスターズのデビュー40周年を締めくくる全国ツアー最終公演が16日、4年ぶりの凱旋となった東京ドームで行われた。ツアー途中からセットリストに加えたデビュー曲「勝手にシンドバッド」や令和初の新曲「愛はスローにちょっとずつ(仮)」(発売未定)など36曲を3時間半かけて熱唱。自身初6大ドームを含む全国11カ所22公演で自身最多55万人動員のツアーを完走し、記念イヤーの大団円を迎えた。

 昭和、平成、令和と40年にわたり第一線を走り続けるサザンが、新時代も駆け抜けることを約束した。1983年のアルバム「綺麗」の収録曲「旅姿六人衆」をもじった「旅姿四十周年」を最後に歌った桑田佳祐(63)が、「東京ドームでまた会おうね」とファン5万人に誓った。

 熱気あふれる4年ぶりの同所での公演だった。2曲目「壮年JUMP」で、「♪東京ドームに帰ってきた。おかげさまで40周年」と替え歌で感謝した。4月13日の横浜アリーナ公演から曲目に加えた78年(昭和53年)6月25日発売のデビュー曲ではファン総立ちのお祭り騒ぎ。89年(平成元年)4月リリース「女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)」、令和初の新曲「愛はスローにちょっとずつ(仮)」など、40年の重みを感じさせる圧巻の構成でたたみかけた。

 昨年6月25日に迎えた40周年から記念イヤーを盛り上げてきた。8月に発売したアルバム「海のOh,Yeah!!」が大ヒットすると、同月に13年ぶりの夏フェスに参戦。昨年末はNHK「紅白歌合戦」に特別枠として35年ぶりにNHKホールから出演した。

 紅白の勢いそのままに、3月からは宮城公演を皮切りに元号またぎのツアーへ。15年に行った前回ツアーの動員50万人を上回り、サザン史上最多となる55万人動員に桑田も、「充実したツアーだった」とよき思い出となった。

 8月にWOWOWでの放送が決まったこの日の公演は3時間半かけて36曲を熱唱。桑田は、「還暦を過ぎたメンバー一同、幸せです。本当にありがとなー。サザンオールスターズ、また帰って参ります」とバンザイ三唱。感謝と再会を何度も呼びかけ締めくくった。

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