警官刺して拳銃を強奪 逃走の男、東京在住30代と酷似と父親話す

 16日午前5時40分ごろ、大阪府吹田市千里山霧が丘の「千里山交番」の敷地で、同交番に勤務する吹田署地域課の古瀬鈴之佑巡査(26)が男に刺され、所持していた実弾5発入りの回転式拳銃が奪われた。逃げた男は30歳ぐらいで身長170~180センチ。長袖のジャンパーにズボン姿だった。

 府警によると、午前4時15分ごろ~午前5時ごろ、交番の周囲を歩き回る不審な男が8回、防犯カメラに写っていた。白っぽい帽子をかぶり眼鏡をかけていた。

 捜査関係者によると、防犯カメラに写った男とよく似た人物が14日に吹田市内のホテルで宿泊。東京都品川区に住む30代男性に酷似していると男性の父親が話している。16日午前9時ごろには吹田市のイオン北千里店で右手に血の付いた男が服を購入しており、関連を調べている。

 古瀬巡査は防刃チョッキを着用。左胸に包丁が刺さった状態で見つかり、複数の傷があった。傷は肺を貫通し心臓まで達していた。拳銃をつなぐひもの留め金具が外されていた。巡査の拳銃入れは旧型で、府警が強奪防止策が強化された新型の導入を順次始めていたところだった。

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