音信不通の飯田 メンバーとラジオ出演、熱弁「すごくいい曲できた」…5月に収録

 ベースの飯田祐馬(28)が音信不通となり、15日のライブ中止を発表したロックバンドKANA-BOONが14日放送のFM OH!「なんMEGA!」(金曜、正午)に4人そろって登場した。インタビュー形式で5月に収録されたもので、飯田は「すごくいい曲ができた」と新曲「まっさら」をPRし、今後への意気込みを語っていた。

 バンドは5周年を迎え、番組では今月12日発売の「まっさら」を紹介。ベーシストとして同曲の魅力を問われた飯田は、やや低い声ながら「こいちゃん(ドラム・小泉貴裕)の音で引っ張られたり、メンバー一人一人の音で変わったり熱くなったりとか、メンバー同士の音でテンションが上がり相乗効果があって、KANA-BOONが出す音でこれまでと違って聞こえるというか、説得力が出て楽しい」と熱弁を振るった。ベースの奏でる低音も「弦が揺れている感じも出て、気に入っている。シンプルですが5年前では出せなかった音」とアピール。

 リスナーへの一言を求められると「すごくいい曲ができたと手応えがあるし、5年間メジャーでやってきたという、地に足のついたKANA-BOONの音が出せている。メンバー間で話し合って5年間やってきたバンドになっている。この曲で何でも期待できるという曲ができた。色んな所でやって、出会ってもらいたい」と、メンバー同士の関係にも自信をみせながら、今後への意気込みも示した。

 インタビューは5月に収録されたもので、バンドは5年ぶりの同番組出演。DJの前田彩名が冒頭で「昨日の夜に、ベースの飯田さんが現在音信不通のため明日のライブも中止となりました。本当に今、心配されている方も多いと思います。今日お届けするインタビューなんですが、先月メンバー全員そろって大阪に帰ってきてくれて、その時に収録したものです」と説明した。フリートークで「好きな祭りの屋台は?」という質問にも、飯田は「箸巻きです。箸にお好み焼きを巻いて、持ち運びやすくしているもの」と和気あいあいとした雰囲気で答えるなど、元気そうな様子で出演していただけに、今回の音信不通が謎が深まるばかりだ。

 飯田については今月5日から音信不通となっており、家族が警察に捜索願を出したことと、15日のライブを中止することが13日、バンドの公式サイトで公表された。

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