フジテレビ 差別的な意味は含まれていないと判断…松本人志の「不良品」発言

 フジテレビの定例社長会見が7日、東京・台場の本社で行われた。

 6月2日放送の「ワイドナショー」(日曜、前10・00)で、ダウンタウンの松本人志(55)が、川崎市で起きた殺傷事件に関連して持論を展開し、凶悪犯に関して「不良品」という言葉を使い、「人間が生まれてくる中で、どうしても不良品が何万個に一個、これは絶対にしょうがないと思うんですね」などと発言し、物議を醸していることについて、幹部が言及した。

 同番組は事前収録だが、同幹部は「その中で事前に収録した際に、我々としては、発言の中に差別的な意味合いが含まれていないという判断で、いろいろな意見を戦わせる番組なので、そういった差別的な意図はないということは伝わるだろうと思った。放送後に批判が出ているのも認識している。今後は、そういった意図でなくても批判を受ける可能性があることをきちんと受け止めて、番組づくりに生かしていきたい」と話した。

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