志らく「何故悪魔の立場になって考えないといけない?」 「1人で死んで」発言真意を説明

 落語家の立川志らくが29日、ツイッターを更新し、コメンテーターを務める番組で、川崎市で小学生が被害に遭った殺傷事件の犯人に「死にたいなら1人で死んでくれ」とコメントしたことの真意を説明した。

 志らくの「死にたいなら-」コメントは、28日に放送されたTBS系「ひるおび!」で発せられたもの。弱い立場の小学生を狙ったと思われる事件に「死にたいなら1人で死んでくれよ。なんで子供の弱いところに飛び込んでくるんだと…」とやりきれない思いを吐露していた。

 だがこのコメントに象徴される「死にたいなら1人で死んで」に、有識者が次の凶行を生まないためにもこのような言葉を流布しないでほしい、そういう人にこそ社会が手を差し伸べるべきといった記事も配信され、ネットでは論争が巻き起こっていた。

 志らくは「子供の命を奪った悪魔に対し、子供を巻き込むな!ひとりで死んでくれ!の言葉は普通の人間の感情だ」と訴え「この言葉が次の悪魔を産むから言うな?被害者の前で言えるのか。何故悪魔の立場になって考えないといけないんだ?」と率直な気持ちをつぶやいた後「でもそれが真実なら謝ります」とも付け加えた。

 また志らくは自分が落語家であるということから「人情の機微を表現することが仕事。被害にあったお子さんその親御さんの心情を察するとどうしたってあの悪魔に、これから悪魔になろうとしている奴にはそう言いたい」ともツイート。

 「日本中の幼い子供を持っている、愛している親のほとんどは、死にたいならひとりで死ぬべきとおもっています。その気持ちをその怒りをぶつける事が悪い事なのか。ましてや非難されるべきなのか」とも主張したが「本当に悪魔を生み出す言葉だとしたら二度と言いませんが」ともつづっていた。

 そして最後に「頼むから、もう二度とこんな事件、起きないでください」と祈るようなつぶやきも投稿していた。

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