辻仁成 ノートルダム聖堂チャリティライブに暗雲?ドラマーが突然異議唱え…

 ミュージシャンで作家の辻仁成が27日、ツイッターを更新し、6月1日に行う予定のパリ・ノートルダム聖堂復興のチャリティーコンサート前に“暗雲”が立ち込めたとつぶやいた。一部の参加ミュージシャンが異議を唱えてきたという。

 辻は自身が書いた日記を添付。そこには、チャリティーコンサートに参加するドラマーが突然「そんな早い時間に会場入りはできない。ついでにチャリティーはいいけど、僕らの出演料がここまで低いのはどうかと思う」と異議を唱えてきたという。

 もちろん辻はすべてを説明して出演を依頼しており「なぜこの段階で不満を口にだしたのかわからなかった」と困惑したが、ともに出演するピアニストから「僕らミュージシャンは社会の中でも一番支援の必要な存在。ノートルダムへの寄付は大企業が莫大なお金を競うように払っているけど、実はもっとお金が必要な場所や人々はたくさんいる」とドラマーの気持ちを代弁してくれたという。

 ただ辻は、フランスのミュージシャンは、税金分は主催者が払い、税法も優遇、また音楽組合の結束も固いと訴え「フランスのミュージシャンは日本に比べると様々な面で保護されている」とも指摘。

 すると、ドラマー本人から「辻が寛大で広いエスプリを持ったミュージシャンであることを知っているくせに、それを理解せず、みんなに相談することもせず、あまり考える事も無く自分の気持ちをそのままメッセージとして送ってしまったことを後悔し、深く反省する」と謝罪メッセージが届いたという。

 その上でドラマーは家族に心配事があること、そのため子どもの面倒をみなければいけないのでギリギリの時間になることを説明し、辻も「フランス人である彼は僕らと同じ想いではないことは当然なのに、その辺のことをきちんと確認することもしなかった」と反省の言葉をつづった。

 辻はツイッターでも「いろんな意見があるのは当然だし、日仏の考え方に温度差があるのも当然なんだよ」とつぶやき、「そこを乗り越えて一週間後に迫ったチャリティライブは成功させなきゃね」と意気込みをつづっていた。

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