【弁護士の見解】田口容疑者の大麻容疑逮捕 芸能人の行動がSNSで見えやすくなった可能性

 アイドルグループ・KAT-TUNの元メンバーで歌手の田口淳之介容疑者(33)と、同居していた女優・小嶺麗奈容疑者(38)が22日、大麻取締法違反容疑(所持)で厚労省関東信越厚生局麻薬取締部に現行犯逮捕された。「弁護士法人・響」の西川研一代表弁護士はデイリースポーツの取材に対し、量刑を懲役1年6月、執行猶予3年と推測。また、相次ぐ薬物事件での芸能人の逮捕について、SNSの存在が寄与している可能性を指摘した。

 量刑については「やはり初犯ですし、慣例通りの懲役1年6月、執行猶予3年程度と思われます」とコメント。自宅での現行犯逮捕を「いつ購入していつ所持して…といった行動パターンやスパンをしっかり把握した結果。ピエール瀧被告と同様、半年から1年は内偵を進めていたのでは」と分析した。

 ここ数年、薬物関連での芸能人の逮捕が相次いでいることに、西川弁護士も「多いですよね」と驚きは隠せない。その理由として「以前は、大物芸能人の足取りをつかむことは難しかった。でも今はSNSが広まったことで、芸能人自身も自身の行動を発信するため、行動パターンが見えやすくなっている可能性があります」とした。

 さらに「一般人がどこかで見つけて、写真を撮って拡散することもある。目撃情報が集まりやすくなったという部分もある」と指摘。「イヤな話ですが“国民総監視時代”という側面もあるのかもしれません」と話した。

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