中瀬ゆかり氏「パンドラの箱は開けない方がいい」

 トークイベントを行った中瀬ゆかり氏(左)と高橋ユキ氏=渋谷ユーロライブ(撮影・堀内翔)
 中瀬ゆかり氏
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 新潮社出版部長で、編集者の中瀬ゆかり氏(54)が20日、都内で行われた、映画「誰もがそれを知っている」(6月1日公開)のトークイベントに登場した。

 同作は、誘拐事件をきっかけにあらわになる家族の秘密をめぐる、ヒューマン・サスペンス。中瀬は同作の監督である、アスガー・ファルハディ氏の大ファン。同監督の過去の作品「彼女が消えた浜辺」(2010年公開)に今作品の“後味”が似ていると表現していた。

 トークショーでは映画の内容に触れながら、ネット社会の話題に。中瀬は「エゴサーチはできるだけしないようにしている」と言いつつも、誰かに載っているよと言われて見てしまうこともあるそう。「そしたらブスだの、デブだの書かれてて」と笑い、「本当にパンドラの箱は開けない方がいいね」とまとめた。

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