松坂桃李、朝ドラ出演も「戦隊グセ」抜けなかった!? 菅田将暉は「兄弟みたい」
俳優の松坂桃李(30)が11日、エッセイストの阿川佐和子氏(65)が司会を務めるTBS系「サワコの朝」(土曜、前7・30)に出演した。
モデルとしてスタート後、09年「侍戦隊シンケンジャー」で俳優デビュー。演技経験がなかったという松坂は「『戦隊』のオーディションに、事務所から経験の1つで行って来なさいと。変身かあみたいな。まさか受かると思ってなかったんで。でも、行ったら役をいただいて」と振り返った。
当時の現場について「初めてのお芝居の場だったので、ずっと怒られてましたね。『現場に台本なんか持ってくんじゃんねえ』みたいな。当時は全然分かんなかったんで、いけないことなのか、これがと」と苦笑し、「(子供番組ながら)裏では怒号が飛び交ってるという。(子供が)泣き出すような」と笑わせた。
その後、12年のNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」で堀北真希さん演じるヒロインの夫を演じてブレーク。しかし、「戦隊モノでいろんなことを学ばせていただいたんですけど、“戦隊グセ”が抜けなくて。(オーバーアクションで)待て!とか。肩で風を切るじゃないですけど、動きが『サッ』ていう」と演技への自信はなかったと明かした。
同じ事務所の菅田将暉(26)への意識も語った。「僕がシンケンジャーやってるころ、菅田は『仮面ライダーW』をやってて。ほぼほぼデビューが同じ。特撮から上がって、同じ事務所で、キャリアも同じくらい。ライバルというか、ある種、菅田の背中を見ていた部分もありましたね」と謙虚にコメントした。歌にも挑戦する菅田を「多才」と称賛。事務所の忘年会で酒を飲みながら話すとした一方で、「連絡先を交換してるんですけど、1回も連絡したことがないくらい。互いに。不思議な関係性なんですよね」と告白。阿川氏から「早く仕事終わったから飯食わないとかは」と聞かれたが、「絶対にないですね。お互いのプライベートには入らないっていう何か変な互いのものがあり…。ちょっと兄弟みたいな関係性もあったりして」と話した。
