さすが“芦田プロ”大人顔負けコメント力発揮 「海獣の子供」完成報告会見

 女優の芦田愛菜(14)が9日、都内で行われたアニメ映画「海獣の子供」(6月7日公開)の完成報告会見に出席し、さすがのコメント力で報道陣をうならせた。

 現在、都内の難関私立中学3年に通う芦田は、令和初日だった1日にNHKの改元特番に出演し、大人顔負けのコメントでツイッターのトレンド上位を席巻したばかり。敬意を込めて“芦田プロ”と呼ばれているように、この日も、中学2年生のヒロイン・安海琉花の声を担当した映画についても「さすが!」の言葉力を発揮した。

 「水の表現がダイナミックで躍動感があり、水が生きているみたい。音楽が入ることで、相まって、作品に命を感じました。この世界観に自分の声を乗せられて、琉花が生きていて、うれしかったです」

 劇中のセリフ「人間は、言葉にしないと思っていることの半分も伝えられない」が印象に残ったと言語への興味をうかがわせた。最後も映画を見る観客に向け「明確な答えを求めず、体で感じたことを大切にしてほしいです」と巧みな表現で呼びかけた。

 漫画家・五十嵐大介氏の同名コミックを原作に、少女とジュゴンに育てられた兄弟の出会いを描いた作品。映画「鉄コン筋クリート」のアニメ制作会社・STUDIO 4℃が繊細な映像を紡ぎ、作曲家の久石譲氏(68)が「風立ちぬ」以来、6年ぶりに長編アニメ映画の音楽を担当。シンガー・ソングライターの米津玄師(28)が初めて映画主題歌を手がけ、この日、新曲「海の幽霊」として解禁された。

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