悠仁さまを「刺そうと思った」机に刃物事件 容疑者が天皇制批判の供述

 お茶の水女子大付属中(東京都文京区)で秋篠宮家の長男悠仁さま(12)の机に刃物が置かれた事件で、建造物侵入の疑いで逮捕された住所、職業不詳長谷川薫容疑者(56)が「(悠仁さまを)刺そうと思った」と供述していることが8日、捜査関係者への取材で分かった。

 事件当時、悠仁さまのクラスは教室外で授業をしており、無人だった。長谷川容疑者は刃物を置いて立ち去ったとみられる。警視庁捜査1課は当時の状況や動機を慎重に調べている。

 捜査関係者によると、長谷川容疑者は悠仁さまの机に刃物を置いたことを認めており、天皇制や皇位継承の在り方を批判する趣旨の供述をしている。思想団体への所属などは確認されていないという。

 長谷川容疑者は4月26日午前11時ごろ、校舎内に侵入したとされる。正午ごろ、果物ナイフ2本をアルミ製の棒(長さ約60センチ)の先に粘着テープで巻き付け、やりのような形状になったものが机に置かれているのが見つかった。刃はピンク色に塗られており、文字などメッセージ性のあるものはなかった。

 捜査1課は銃刀法違反容疑も視野に捜査を進めている。

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