改名の令和喜多みな実 河野の「ベロチュー」騒動に野村「シャレの通じない奥さんなんで」

 プリマ旦那からの改名を発表した漫才コンビ・令和喜多みな実が1日、大阪・なんばグランド花月で「襲名披露公演」を行った。

 ボケ・野村尚平(31)、ツッコミ・河野良祐(32)がはかま姿で登場した口上は、ともに1年先輩の吉田たち、アキナも出演。かつて河野と3年、野村と1年弱、同居していた吉田たち・ゆうへい(31)が進行役を務め、思い出を振り返った。

 アキナ・秋山賢太(35)は、過去にアキナと令和喜多みな実の4人と女性4人で行ったカラオケで歌唱中、河野が女性と「ベロチューをしていた」と暴露。「ベロチューをするなとは言わない。先輩が歌ってるときは聞こう」とたしなめた。あまりにもインパクトが強かった“事件”のようで、次に控えていたアキナ・山名文和(38)は「エピソードがかぶった」とあわてていた。

 エンディングで、家族も来場していることを明かした河野に対し、野村が「ベロチューはホンマかウソか」と質問。河野は「完全なウソです。嫁、聞いてるか!」と顔をこわばらせながら否定。終演後の取材では、はかまのワキから汗が流れ落ちたことを明かした河野だが、「(ベロチューは)事実ではありません」と再び口に。野村は「シャレの通じない奥さんなんで」とちゃちゃを入れた。

 また、東京吉本の若手コンビ・魔人無骨が、「令和ロマン」に改名したことについて質問が飛んだ。ボケ・野村尚平(31)は「元号は国民のもの。かわいい後輩なんで」と冷静に対応したが、芸名の画数の運勢について「令和ロマンを調べたら大凶だった」と指摘してニヤリと笑った。

 新元号が発表された4月1日に「令和-」のコンビ名が決定。5月1日午前0時の改元の瞬間は、2人でネタ合わせ中に迎えたといい、同時に飛び跳ねたという。名前を公表してからの1カ月間、周囲からの反応は良好といい、河野は「漫才師らしい名前でいいねと言ってもらえる」と明かした。大御所のオール巨人からは「(改名するなら)僕が付けたかった」と言われたという。

 「令和喜多みな実」の発表時、込めた意味について野村は「北から南まで漫才ができるような漫才師になりたい。喜びが多く、みな(皆)実るように、皆さんに幸せを運べるような漫才コンビになりたい」と説明していた。

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