千鳥 ワッハ上方の新装オープンで大御所芸人と並び「大丈夫でしょうか…」
お笑いコンビ・千鳥が24日、大阪市中央区にある上方演芸資料館(ワッハ上方)のリニューアルオープニングイベントに出席した。
上方演芸の保存・振興のため1996年に作られた資料館が展示スペースを強化して新装され、この日再開館。千鳥は吉村洋文大阪府知事(43)、落語家・桂文枝(75)、漫才師・西川きよし(72)、松竹新喜劇代表・渋谷天外(64)らと並んで登壇し「僕らが来て大丈夫なんでしょうか…」と、上方演芸界の大御所に恐縮。大悟(39)は「20年前に岡山から出てきて、NSCの試験を受けたが落ち、当時のワッハ上方にレッスンルームがあったのでここで漫才を何回かやってもう一度NSCを受験した。音響の手伝いもしていたので、原点です」と思い出を語った。
ノブ(39)は「資料館に昔の芸人さんのビデオがあり、僕はツッコミが下手で、笑い飯の哲夫さんから中田ダイマル・ラケットさんや夢路いとし・喜味こいしさんの漫才を見ろと言われて見に来ていた。若手芸人もぜひ見てほしい」とPRした。
館内には芸人の映像やポスター、衣装、私物などが多数展示され、ワークショップも開かれる。西川は「横山やすし・西川きよし時代に、後輩コンビの紳助・竜介にプレゼントした衣装のつなぎも展示されている。海外の人にも分かりやすく見ていただける」と話した。