アメトーークが謝罪 大阪府西成地区などに差別的表現 「高校中退芸人」で

 テレビ朝日は19日までに、同局のバラエティー番組「アメトーーク」2月14日放送で大阪府西成地区、府立西成高校に対し差別的な表現があったとし「多大なるご迷惑とご不快の念をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 同番組の公式HPには「番組からのお詫び」として「2月14日放送『高校中退芸人』放送内容について」との文書が掲載。大阪府立西成高校および、西成地区について「過去のエピソードを紹介した中に、事実と異なる内容や差別的な表現がありました」と説明。

 差別的内容に詳細については、西成高校が「椅子と机が繋がっている理由は投げられないようにするため」「窓がガラス素材でない理由は、ガラスだとワル人が多いから」「トイレットペーパーを職員室に取りに行く理由は、盗まれるから」と放送。「これらの事柄を不良生徒の対策だとしたことについては、番組側の確認が足りずに事実と異なっていました」とした。また「当時9クラスあった学年が卒業時には5クラスになった」ということについても「誤った説明でした」とした。

 また西成地区についても「行かない方がいい地域といった差別的な表現がありました」と説明。

 「こうした表現によって大阪府立西成高校と西成地区が問題のある学校や地域であるとの印象を与えてしまい、在学中の生徒、卒業生、保護者、学校関係者並びに西成地区の住民の皆様に多大なるご迷惑とご不快の念をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」「視聴者の皆様にも誤った印象を与える結果になりましたことをお詫びいたします」と謝罪した。

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