テレビ朝日の入社式が１日、東京・六本木の同局本社で行われた。サプライズゲストとして、同局で１３日にスタートする「土曜ナイトドラマ『東京独身男子』」（後１１・１５）に出演する俳優・高橋一生（３８）、斎藤工（３７）、滝藤賢一（４２）、同１日深夜に冠番組のバラエティ「テレビ千鳥」（月、前１・５９）がスタートするお笑いコンビ・千鳥が登場し、希望あふれる新入社員を激励した。

　ゲストが現れると、計２８人のルーキーたちは驚きの声を上げ興奮。新入社員へのアドバイスを求められ、それぞれがメッセージを送った。

　高橋が「みなさんの決意表明から思いが伝わってきた。初志貫徹で持ち続けることが大事だと思います」と話すと、斎藤は登壇が新元号「令和」発表前の午前１１時すぎだったこともあり、「間もなく元号が変わりますが、このタイミングで皆さまと過ごせること、一生の思い出になります」と柔和な笑みを浮かべた。滝藤は「僕もこういうときありましたけど、こんなオッサンになりました。あっという間に過ぎていくと思うので、一瞬一瞬を楽しんで頑張ってください」と呼びかけた。

　千鳥のノブは、「思い切って何事もチャレンジすることが大事。失敗することありますが、１回の失敗じゃ人生何も変わらないので。僕は前に、他局ですが生放送に７時間遅刻しまして、死ぬほど怒られましたが、今こうして何とかやれてます。失敗を恐れずチャレンジしてほしい」と自虐ネタを交えてエール。最後に相方の大悟が「何ていう言葉を掛ければいいかずっと考えていたんですけど…。テレビ朝日といえばドラえもん。ドラえもんの言葉でこういう言葉があるんです。『のび太君、またジャイアンにやられたの？』。ありがとうございました」とナゾのあいさつで締めくくり、新入社員たちはキョトン。「何を思えばいいの」とノブに突っ込まれ、会場は笑いに包まれていた。