平成最後のミリオンセラー!?樹木希林さん本が発行部数100万部突破

 昨年9月に75歳で死去した女優・樹木希林さんの、生前のインタビューなどから154のことばを編んだ文春新書「一切なりゆき~樹木希林のことば~」が累計発行部数100万部を突破する大ベストセラーとなったことを発行元の文藝春秋が27日、発表した。

 同書には、樹木さんが全身をがんに冒されながら「楽しむのではなくて、面白がることよ」と語った人生観や、「やっぱり世の家族が崩壊しないのは、女の粘り強さですよ」といった結婚観、「人間が老いていく、壊れていく姿というのも見せたかった」(映画「万引き家族」について)といった仕事観などが語られており、巻末には、葬儀の際の娘・内田也哉子さんの喪主代理のあいさつも収録している。

 同社によれば、12月20日の発売直後から大きな反響を呼び、60代女性を中心に全国的に支持され、毎週重版が決定するという異例の事態となっているという。今回の増刷は17刷となる。

 文春新書で100万部を超えるベストセラーとなったのは、2012年に年間ベストセラー1位となった作家・阿川佐和子さんの「聞く力」以来。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス