鈴木梨央、子どもの貧困考えてみて 初主演映画「こどもしょくどう」観客呼びかけ

 初日舞台あいさつに勢ぞろいした(後列左から)日向寺太郎監督、吉岡秀隆、常盤貴子、藤本哉汰、鈴木梨央、浅川蓮、(前列左から)古川凛、田中千空=岩波ホール(撮影・園田高夫)
 初のダブル主演を務めた藤本哉汰(左)と鈴木梨央
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 女優の鈴木梨央(14)が23日、都内で行われた、初主演映画「こどもしょくどう」の初日舞台あいさつに登場。「こども食堂ネットワーク」への協力を訴えた。

 5歳で芸能生活を始め、NHK大河ドラマへの出演経験もある鈴木。だが、さすがに映画初主演には「クランクイン当初はちょっとつらかったです。現場がピリピリしていました」と話した。

 同作は、子ども目線で現代社会の貧困問題を描いているだけに、14歳の鈴木もしっかり現実を見据え「皆さんが、この映画を見た後に家族で考えたり、話し合ってほしい。“こども食堂ネットワーク”を検索すると何が必要か分かります。何か力になってくれたらうれしいです」と観客に呼びかけた。

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