宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名彩世(せんな・あやせ)が11日、兵庫・宝塚大劇場で「CASANOVA」の千秋楽を迎え、本拠地に別れを告げた。
仙台出身で、芸名にも“仙”の字を入れるほど、故郷には思い入れがある。それだけに東日本大震災から8年となるこの日に、本拠地でサヨナラショーを行ったことに「卒業の祝福をいただくことに心の葛藤も感じております」と複雑な思いを吐露した。一方で「8年前、宝塚に戻ってくることに背中を押してくださった方々に感謝しております」と語った。なお、東京公演は3月29日~4月28日に行われる。