ナイナイ岡村 大河初出演に緊張「チコちゃんのおかげ」

 俳優・長谷川博己(42)が智将・明智光秀を演じる2020年度NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の出演者が8日、都内の同局で発表された。お笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史が農民役で大河デビューすることになり、同じく大河初出演となる高橋克典、沢尻エリカとともに記者会見した。

 岡村は、光秀が美濃で出会う三河出身の農民・菊丸役。蝶ネクタイ姿で登場すると、「ド緊張しております。写真の段階からだいぶ、浮いておりますが、大抜擢でございます。演者の方々にしかられないよう台本だけはしっかり覚えたい」と緊張の面持ちであいさつ。「演出の方からは『何も知らなくていいと。それ以上、(髪の毛の)横を刈りあげないでくれ』とだけ言われております。(役に)はまらなければすぐ死んじゃうよと言われたので、出続けられるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 大河初出演に、「チコちゃんの大ヒットのおかげ。歴史の勉強を始めたのですが、しなくていい、考えなくていいと(言われた)。ボーッとしている状態です」と笑顔。自身が出演する同局の人気番組「チコちゃんに叱られる!」に絡めて、笑いをとっていた。

 なお、高橋は織田信長の父・織田信秀役、沢尻は斎藤道三の娘・帰蝶(濃姫)役。高橋は「初出演です。出たいと思っていた。精いっぱい暴れてみたいと思います」と語り、沢尻は「12歳で芸能界に入って、がむしゃらに生きてきました。失敗も挫折もしてここまで成長してやってくることができました。この20年間、芸能界で培ってきたものや築き上げてきたものを作品に捧げたい。沢尻エリカの集大成をここで」と涙ぐみながら思いを伝えていた。

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