辺野古移設反対が過半数…三択の沖縄県民投票 首相と米に沖縄知事通知へ

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡る県民投票は24日投開票の結果、辺野古沿岸部の埋め立てに「反対」が過半数となった。投票率は、住民投票の有効性を測る一つの目安とされる50%を超えた。玉城デニー知事は近く安倍晋三首相とトランプ米大統領に結果を伝達する。

 県側は民意を踏まえ、改めて移設を断念するよう迫るが、県民投票結果に法的拘束力はなく、政府は推進方針を堅持する見通しだ。反対票は投票資格者の4分の1に達し、投票条例に基づき玉城氏には結果を尊重する義務が生じることになった。

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