落語家の桂南光が２１日、大阪・ＭＢＳの情報番組「ちちんぷいぷい」に出演。同じく木曜レギュラーでデビュー当時から親しく交流してきた堀ちえみ（５２）から、公表前に舌がんだと告白されていたこと、その際に「修行に行ってきます」と本人が気丈に口にしていたことなどを明かした。

　南光は昨年、堀が「口内炎」と診断され、一向に治らないことに悩んでいたこと、自分で口内炎以外の病気を疑い、今年初めに、ネットで調べた上で「私、舌がんかもしれない」と口腔がんの専門医の知り合いがいないかたずねられたこと、セカンドオピニオンを求め別の病院で診察してもらうべきだと助言したことなどを明かした。

　検査に向かう時にはＬＩＮＥで「行ってきます」と連絡があり、舌がんの可能性が高いと診断されたなどと、その都度報告を受けていたという。

　舌がんと診断されたことはテレビ局の楽屋で聞いたといい、「気丈やから、『私が受ける試練やと思って。修行に行ってきます』って」とその時の堀の様子を伝えた。

　まだ家族ら以外にはがんを伝えていない時期で、「南光さんしか言ってないから、普通にしてて」と頼まれたことも打ち明けていた。

　堀は２月４日に出た検査結果で舌がんと診断され、入院した１９日にブログで公表した。８日には同じく木曜レギュラーで、１９８９年に皮膚がんで左眼球を摘出する手術を受けた体験があるピーコにも病名を告げている。２２日に手術にのぞむ。