帝京大ラグビー部OBのピン芸人がモノマネでNSC大阪ナンバー1に

 吉本総合芸能学院「NSC」の大阪41期生によるネタの勝ち抜き大会「NSC大ライブOSAKA2019」が18日、大阪市内で開催され、ラグビーを題材にしたモノマネ芸人・しんや(28)が優勝した。

 中学から帝京大3年までラグビー部だった経験を生かし、高校ラグビー部の監督や審判、ニュージーランド・オールブラックスの選手のモノマネを披露して129組218人の中から勝ち上がった。持ち前の体育会系の勢いで、場内の空気を終始支配。「ラグビーW杯が日本で開催される年に、幸先がいい。帝京大の先輩後輩がラグビーで活躍しているので共演したい。仕事待ってます!」と意気込みを語った。

 大学卒業後は5年間、サラリーマンで営業マンを経験したが「何かテレビに出たい」と一念発起してNSCに入学。「ラグビーの経験を生かそう」とモノマネを磨いた。

 MCのたむらけんじ(45)は「スポーツマンらしい爽やかさがあり、なかやまきんに君のような空気がある。W杯のある年に1番になるとは、持っていますね」とたたえた。

 優勝のご褒美として、3月1、2日に東京で行われる「大阪よしもと漫才博覧会~この中に絶対いる!~」に出場する。

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