「アンパンマンのマーチ」双子歌手の妹死去 姉「やなせたかし先生の待つやなせ星へ…」

ドリーミングの嘉代さん(左)と千代=2018年6月10日
ドリーミングの嘉代さん(左)と千代=2018年6月10日
舞台あいさつに出演した(前列左から)アンジャッシュ・児嶋一哉と渡部建、杏、戸田恵子、中尾隆聖(後列左から)ドリーミング・嘉代さんと千代=2018年6月
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 人気アニメ「アンパンマン」のオープニングテーマなどを歌う双子ユニット・ドリーミングの妹、寺田嘉代さんが1月31日に脳出血のため亡くなったことが12日、公式HPで発表された。葬儀、告別式は遺族の意向により、親族、近親者で執り行われた。

 ドリーミングは姉・千代と妹・嘉代の姉妹ユニット。88年に「アンパンマンのマーチ」でCDデビューを飾り、今年1月には30周年記念アルバムを出したばかりだった。

 姉・千代は公式HPにコメントを発表。嘉代さんは、30周年記念アルバムリリースの3日前となる1月6日に倒れ、26日後の1月31日に亡くなったという。「いつもの優しい笑顔でやなせたかし先生の待つ“やなせ星”へと旅立って行きました」と、アンパンマンの作者で13年に亡くなった漫画家・やなせたかし氏の名前をあげて追悼。

 「26日間の闘病生活。これほどまでに『アンパンマンのマーチ』を深く味わい、やなせスピリットを体得できた日々はありませんでした。それは、喜びにさえ感じるかけがえのない時間でした」とつづり、「絶望の隣には希望がそっと座っている」というやなせ氏の言葉も紹介した。

 今後もドリーミングとして「感謝の思いで『アンパンマンのマーチ』をうたいます」と、子供達に“勇気と希望の歌”を届け続けると約束。「それが私たちドリーミングの『なんのために生まれて』だからです。ずっとずっと双子のドリーミング。二人で歌い続けて行きます!」とつづっていた。

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