中村芝翫「ハンチョウ」で安積役 12年ぶりドラマ主演「テレビ界での襲名披露」

 歌舞伎俳優の中村芝翫(53)が、2月25日放送のTBS系ドラマ「月曜名作劇場 警視庁東京湾臨海署~安積班」で、主役の刑事・安積剛志役を演じることが29日、分かった。

 同作は、同局系人気シリーズ「ハンチョウ~警視庁安積班~」の特別版で、主演の安積役は佐々木蔵之介(50)の“当たり役”として知られる。芝翫にとっては、2016年10月に襲名して以来、初のテレビドラマ主演となる。

 芝翫は前名の中村橋之助時代、テレビや映画など映像作品に積極的に出演。自身でも「中村橋之助は、テレビで育まれたところが多いと思っています」と話す。NHK大河ドラマは5作に出演し、映画でも1987年に主演作「ダウンタウン・ヒーローズ」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。

 テレビドラマの主演は、06年のテレビ朝日系「太閤記~天下を獲った男・秀吉」以来約12年ぶりで、現代劇では初めて。芝翫は「とにもかくにも、今回はすごくうれしいです。まさにテレビ界での襲名披露だと考えております」と大喜び。「皆さんにもっと中村芝翫という名前を覚えていただきたいと願うのと同時に、安積剛志といったら僕の顔を思い浮かべていただけるように頑張ります」と、新たなシリーズ化に向けての意気込みも語った。

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