過去の複数の交際女性に対する暴力や金銭問題が報じられた、ムード歌謡グループ・純烈の友井雄亮（３８）が１１日、都内で単独で会見した。一連の騒動について謝罪した上で、グループを脱退し、芸能界を引退することを表明した。暴力を振るった女性に謝罪したが、「他にはないか」と聞かれて「いや…」と一瞬絶句し、即答できず。他にも思い当たることがあることをほのめかした。

　友井は冒頭、スーツにネクタイ姿で深々と一礼。「このたび傷つけてしまった女性の方々、ご家族の方に深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と語り、再び頭を下げた。「今回の週刊誌の女性へのトラブルは、事実でございます。一生懸命がんばってきたメンバー、メンバーの家族、事務所、レコード会社の方々、関係者の方々、僕らと一緒に純烈を支えて下さったファンの方の信頼を裏切る行動をしてしまい、大変申し訳ございませんでした」。

　ファンに言及したところで涙をこらえきれず、「自分の生き方、どこかでずるかった自分が今回のことを招いたと痛感しています。本日は正直に全て話し、２度とこんな過ちを犯さないよう、償いながら生きていきたい」と宣言。そして、「純烈のスローガンに反することをしてしまった。事務所を脱退し、芸能界から身を引きます。人として情けないことをしてしまった」と、表明した。

　また、「ほかに思い当たることはないか。Ｄ子、Ｅ子は？」と同様の被害を訴える女性がさらに出てくることはないのかを聞かれた。友井は「いや…あの」と即答できず、「ないと思いますけどね」と答えるにとどめた。