純烈・友井 複数女性へのDV認める「もうひとりの自分」「自分が弱い」
過去の複数の交際女性に対する暴力や金銭問題が報じられた、ムード歌謡グループ・純烈の友井雄亮(38)が11日、都内で単独で会見。一連の騒動について謝罪した上で、グループを脱退し、芸能界を引退することを表明した。また、女性へのDVについて「事実」と認めた。
友井は週刊文春の報道で、2014年ごろから交際していたA子さんへの暴力や、その後の恋人・B子さんの貯金の3000万円使い込み、度重なる浮気などが判明。10日は友井を除くメンバー4人でテレビ収録に臨み、新体制で再スタートを切っていた。
友井は報道を全て事実と認めたうえで、A子さんへの暴力について「手を挙げてしまったことは間違いありません。何回手を挙げたか分からない。傷つけたことは間違いない」とうなずいた。
なぜ手を出すのか問われ、「自分が弱いから。口論したり、そうした延長だが、怒りっぽい性格。それを押さえる力がなかったと思う」と自戒した。また、別の女性への暴力を問われ、「過去にもありました」として、「もうひとりの自分が自分を押さえつける強い自分がいなかった」と繰り返した。
冒頭は深々と一礼。「このたび傷つけてしまった女性の方々、ご家族の方に深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」続けて、「今回の週刊誌の女性へのトラブルは、事実でございます。一生懸命がんばってきたメンバー、メンバーの家族、事務所、レコード会社の方々、関係者の方々、僕らと一緒に純烈を支えて下さったファンの方の信頼を裏切る行動をしてしまい、大変申し訳ございませんでした」。ファンに言及したところで涙をこらえきれなくなった。
念願だったNHK紅白歌合戦への初出場をかなえてから、わずか10日あまり。グループへのダメージは計り知れないほど大きい。