平成最後の一番福は広島の消防士 二番福は霜降り・粗品の親友、吉本のピン芸人・伊丹

 商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社、兵庫県西宮市の西宮神社で10日早朝、門から本殿まで走り抜けて参拝一番乗りを競う恒例の「開門神事福男選び」があり、広島県福山市の消防士山本優希さん(22)が先頭で本殿に飛び込み、平成最後の「一番福」となった。

 今年は約5千人が参加。午前6時、太鼓の音を合図に高さ約7メートルの赤門が開くと、くじ引きで選ばれた最初の108人を皮切りに参拝者が境内の石畳約230メートルを全力疾走した。

 山本さんは初参加での栄冠。昨年の西日本豪雨で消防士として福山市内で土砂災害の復旧作業に当たっており、「皆さんに少しでも元気を与えられたらいいと思います」と被災した地元にエール。「今年は災害のない1年に」と願った。

 二番福は兵庫県西宮市の芸人・伊丹祐貴(30)。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属で、昨年のM-1グランプリを制した霜降り明星の同期。粗品(26)とは親友だ。

 高校時代に400メートルリレーで全国大会にも出場した伊丹は「芸人やっててもこんなに囲まれたことないんで、うれしいです」と笑顔で、ツイッターでも「皆さんに福をお渡しできるように頑張ります!!!!!」と報告。夕方のニュース番組にも生出演し、「粗品と2日ほど前に食事をしたとき、福を取ってくるわと話していた」と明かした。

 三番福は同県加古川市の玉暉活也さん(23)だった。

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