中村七之助、大河主演の兄・勘九郎の分まで…特別舞踊公演に意欲

 歌舞伎俳優・中村七之助(35)が17日、都内で「中村七之助特別舞踊公演2019」(3月2~19日、群馬・ながめ余興場ほか)の製作発表を行った。

 2005年から兄・中村勘九郎(37)とともに全国巡業を行ってきたが、勘九郎が来年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主演で多忙のため、初めて七之助が中心となる。七之助は「お客さまが入ってくださるのかが心配。演目に関しては楽しみ。早変わりを小さい小屋でやるのは見切れ(見えてしまう)とかある。どうやってやろうとか」と思いを明かした。兄については「(いま)それどころじゃないんで。『(巡業に)行く?』と言ったら、『死んじゃう』というと思う」と笑った。

 「芸談」では、中村鶴松(23)と秘蔵映像を見ながら「中村屋ヒストリー」と題してトーク予定。七之助は「平成が終わるし、父(勘三郎)が亡くなる前からこうなったというものを(見せたい)。暗くならずに楽しく行けたら」と話した。

 スペイン、パリと海外公演を行った今年を漢字1文字で「海」と表現。「海外を含めて広く活動できたことを受けて。本来、父の(七回忌)追善で『追』なんでしょうけど、僕の1年としたら『海』」とした。

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