デビュー４０周年を迎えた国民的人気バンド、サザンオールスターズが大みそかの「第６９回ＮＨＫ紅白歌合戦」（総合、後７・１５）に特別枠で出演することが１１日、分かった。１２日にも発表される。サザンの紅白出場は横浜アリーナからの中継だった２０１４年以来、４年ぶり。今年は１９８３年以来、３５年ぶりに会場となる東京・渋谷のＮＨＫホールからのパフォーマンスとなる。６月２５日のデビュー記念日にもコンサートを行った場所で、サザンが年を締めくくる。

　４０周年イヤーのサザンが、４年ぶりに紅白に出演することが決まった。特別枠での登場で、ＮＨＫホールでのパフォーマンスは、「東京シャッフル」を披露した８３年以来、３５年ぶりとなる。

　ファンの願い通りの結果になった。７８年のシングル「勝手にシンドバッド」でのデビュー日となる６月２５日と翌２６日に、８３年の紅白以来となるＮＨＫホールの舞台でライブを開催。収容３６００人とサザンにとっては異例のコンパクトサイズの会場で、桑田佳祐（６２）は赤いＴシャツに白いズボンの“紅白仕様”で沸かせ、期待をもたせていた。

　さらに、１１月２９日、１２月１、２日には桑田が５年ぶりに「平成三十年度！第三回ひとり紅白歌合戦」を開催。桑田は冒頭から、紅白の総合司会を務めるウッチャンナンチャン・内村光良（５４）を意識した？「内村照代」として登場した。こだわりの全５５曲に、サザンメンバーもザ・ドリフターズを模して“特別枠”で参加。一足早く「紅白にサザン」を実現させ、“本家”への出演を予言する形となった。

　３１日の曲目は未定。今年は６月のライブ以外にも、８月に１３年ぶりとなる夏フェス「ＲＯＣＫ　ＩＮ　ＪＡＰＡＮ　ＦＥＳＴＩＶＡＬ　２０１８」に出演。「いとしのエリー」「みんなのうた」などヒット曲の連発で観客を熱狂させており、選曲に注目が集まる。

　来年はドーム＆アリーナツアーが控えるスーパーバンド。大みそかも最高のパフォーマンスを見せ、平成最後の紅白を熱く盛り上げる。