三田佳子 高橋祐也被告初公判に厳しい言葉…「人生の重みを感じて前に進んで」

次男・高橋祐也被告の初公判について語る三田佳子=東京・明治座(撮影・開出牧)
舞台後、笑顔を見せる三田佳子=東京・明治座(撮影・開出牧)
原作・佐藤愛子のメガネをかけて舞台を行っていることを明かす三田佳子=東京・明治座(撮影・開出牧)
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 女優の三田佳子(77)29日、東京・明治座で行われた、朗読劇「九十歳。何がめでたい」(30日~12月1日)の公開舞台稽古と取材会に出席。9月に東京都渋谷区の自宅で覚醒剤を使用したとして、覚醒剤取締法違反(使用)の罪に問われ、この日初公判を迎えた次男の高橋祐也被告(38)について語った。

 三田は会見の締めくくりに高橋被告について言及。「すみません、私事で」と切り出し、「本当に(舞台について)一生懸命やってましたのでね、(裁判が)何時に何とか、なんていうのもまったく知らなかったです」と仕事に夢中になっていたとし、「私はこのことで一生懸命で、何も考えられないで前を向いてやっていました。彼には、自分のことですから、私も頑張って、なりふり構わず前に向かっていい作品を作ることしか考えないから、人生の重みを感じて、前に進めていってほしいなと思います」と述べた。

 三田はまた、「まだ(裁判の)結果とか何も分からないので何も言えないですが、くじけずに前に向かってやるしかない。私も、くじけずに前に向かってやるしかないと思っています」と自分に言い聞かせるように語った。

 高橋被告はこの日、東京地裁で開かれた初公判に出廷し、起訴内容を認めた。即日結審し、検察側の求刑は、懲役2年6月。4度目の薬物逮捕に、裁判長から厳しく叱責される場面もあった。

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