三代目・登坂広臣“一人旅”に2万1000人酔った!すべてセルフプロデュース

特別ゲストのELLY(右)と歌う登坂広臣=さいたまスーパーアリーナ
 ソロのステージでファンを魅了する登坂広臣 
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 三代目J Soul Brothersのボーカル・登坂広臣(31)が28日、さいたまスーパーアリーナで、初のソロツアーの埼玉公演を行った。構成、衣装、映像などオールセルフプロデュースのステージで、「今日しかない思い出を作っていきましょう!!」と躍動。メンバーのELLY(31)や後輩グループのTHE RAMPAGEがこの日限定でゲスト出演し、“一人旅”に花を添えた。

 “個人技”をふんだんに盛り込んだ。俳優業もこなすボーカリストらしく、銃撃戦も取り入れたアクション映画さながらのVTRを、オープニングで上映。俳優としての魅力で会場を温めてから、マイクを握って歌声を届けた。

 「もっともっと飛び跳ねろ、エブリバディ!!」と2万1000人をあおって、ソロアルバム「FULL MOON」の収録曲を中心に熱唱。三代目「君となら」や尾崎豊「OH MY LITTLE GIRL」のカバー唱も織り交ぜ、ヒップホップからバラードまで幅広く歌い上げた。

 8月18日にスタートし12月23日まで続く、12都市で20万人を動員予定のツアー。北海道で地震、名古屋で台風に見舞われ、共に公演延期となるトラブルもあったが、「表現者として成長する期間」と捉える旅路もラストスパートに入った。

 三代目でボーカルコンビを組む今市隆二(32)も、同じ期間に初めてのソロツアーを回っている。登坂は、8月30日に横浜アリーナで相方の公演を鑑賞。「あらためてお互いの個性がいい意味でまったく違うことを再確認しました。彼の良さがたくさん詰まったライブになっていて、感動しました!」と刺激を受けた。

 大みそかには、三代目としてNHK紅白歌合戦に出場。ソロ活動でスキルアップしたツインボーカルは、“旅の成果”をグループに還元して2018年を締めくくる。

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