ＴＢＳが２８日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。ＴＢＳラジオで以前に放送されていた「ストリーム」に出演していたコラムニストの勝谷誠彦さんが死去したことについて、ＴＢＳラジオの古川博志常務・編成局長が出演当時をしのんだ。

　勝谷さんについて、「『ストリーム』という番組で昼の午後の番組にレギュラーで出ていただいて、ＴＢＳラジオでもおなじみのコメンテーターで、ご存じのように歯に衣着せぬ発言でリスナーの方とか、いろんな意味で反応が大きかった方なんですけども」と振り返った。

　「ストリーム」は０１年から０９年にかけて放送されており、勝谷さんは「コラムの花道」というコーナーに曜日レギュラーで出演していた。毎回、舌鋒鋭く政界、財界、芸能界、スポーツ界などさまざまな事象を斬り、時に大きな反響を呼ぶこともあった。

　古川常務は「最近はレギュラーを退かれてからはあまりＴＢＳラジオに出ていただくことはなかったんですけども」と、近年は関係性が薄まっていたとも語り、「お亡くなりになったことを知って、ご冥福をお祈りしたいと思っています」と故人をしのんだ。