音楽プロデューサー・秋元康氏（６０）がエイベックスとのタッグで手がける「劇団４ドル５０セント」が２２日、東京・オルタナティブシアターで、第２回本公演「ピエロになりたい」（１２月２日まで）の初日を迎え、開演前に会見した。ピエロ養成学校の生徒を描いており、出演メンバー２５人全員で、ジャグリングのカスケード（お手玉）連続１００回に挑戦。Ｗキャストで主演を務める湯川玲菜（１７）は、「２カ月練習して、ギリギリまでできなくて、粘って、涙を流し、投げ出したくなるときもありましたが、あきらめないでよかった」と胸を張った。

　劇中ではほかにも、皿回し、ディアボロ（空中コマ）など５種類のジャグリングを披露する。会見でも実践したが、失敗するメンバーが続出する事態に、報道陣に心配の声が上がっていた。