武田双雲氏、発達障害を「全国的に知られるが楽になった」

 書道家の武田双雲氏が21日、ブログを更新し、自身が発達障害の可能性があることを話したNHKのインタビューが23日(前6時30分~)に放送されることを告知。「とうとう僕の発達障害的な部分が全国的に知られてしまうけどもなんだか楽になった」と正直な気持ちをつづった。

 武田氏は2年前に発達障害の一つでであるADHD(注意欠陥・多動症)の可能性をブログで公表。それを受け、NHKのインタビューでは子供時代には好奇心が勝って危険なことも顧みず骨折が絶えなかったことや、部活の試合でも興味があちこちに移ってしまい、集中できずに迷惑をかけたことなどを明かしている。

 このNHKのインタビューをブログに添付した武田氏は、今回インタビューを受けたことで「少しでも発達障害について多くの人が知ることで、お互い楽になることたくさんあると思うんだ」と、その意義を説明。武田氏自身も医師からADHDの特性を持っていると診断され「なぜかすごくホッとしたもん」と自身の経験を打ち明けた。

 診断され公表することで「受け入れる人、許してくれる人、見守ってくれる人が増えると思う」と、発達障害を抱える人の周囲が変わっていくと期待。「みんなの個性が生かされますように」と願いをつぶやいた。

 武田氏は16年3月に更新したブログで「んで、たぶんぼくもADHD。度合いはわかんないけど」と告白している。

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