篠原涼子、娘役のサプライズ手紙に涙 人魚風衣装には「派手でごめんね」

 女優の篠原涼子(45)が17日、都内で主演映画「人魚の眠る家」の公開記念舞台あいさつを行った。プールで溺れて意識不明になり、回復の見込みがない娘を演じた稲垣来泉(くるみ=7)がサプライズ登場し、手紙を読み上げると、大粒の涙を流した。

 きらびやかな人魚風の衣装で現れた篠原は、イベント冒頭から「娘が人魚なのに、何で私が人魚なんだろう。出しゃばっちゃってすいません」と申し訳なさそうにコメント。「大丈夫ですかね?」と遠慮がちに問いかけ、客席からの「キレイ!」の声で何とか前を向いた。

 しかし、稲垣と息子役の斎藤汰鷹(たいよう=8)が登場すると、驚きつつ顔がゆがんだ。稲垣に対し、「派手でごめんね」と泣きながら再び衣装を謝罪。稲垣が「将来は篠原さんみたいにいつも笑っていて、料理が上手な女優さんになりたい」と手紙を読み上げると、坂口健太郎(27)から渡されたハンカチで涙をふいた。2人で撮影中に遊んでいた歌とダンスを披露する場面もあった。

 また、夫役の西島秀俊(47)は、稲垣の「西島さんみたいにたれ目でスーツの似合う面白い人と結婚したい」という文面に、「泣きそうになったけど、『たれ目』で引いちゃった」と笑わせた。

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