さくらさん「ありがとうの会」は故郷・静岡色にじむ 富士山祭壇、おでんも…
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今年8月15日に乳がんのため53歳で亡くなった漫画家のさくらももこさんの「ありがとうの会」が16日、都内で行われた。遺影の代わりに自画像イラストが飾られるなど、さくらさんらしさがにじみ出る会に。その中でも、さくらさんが愛した故郷・静岡県を感じさせる“演出”もあった。
多くの人に愛された「ちびまる子ちゃん」を体現するかのように、各界から多くの人が「ありがとうの会」に参列。会の中ではさくらさんの故郷・静岡県を意識した“演出”も。
祭壇には緑と白の花で、静岡県を象徴する富士山が象られた。また、参列者のために、静岡名物の「静岡おでん」が960本用意され、振る舞われた。
「ちびまる子ちゃん」の舞台となったのはさくらさんの故郷でもある静岡市。実際にいた地元の人やお店なども数多く登場し、静岡市、清水の知名度アップに貢献した。亡くなった後の今年9月には、静岡市民栄誉賞が贈られている。10年に同賞が創設されて以来、初の受賞者になる。