イッテQ!でっち上げ疑惑 週刊文春報道のポイント

 日本テレビ系の人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日曜、後7・58)が、5月20日放送分でラオスには実際にない祭りを「でっち上げ」して放送したと8日発売の週刊誌「週刊文春」に報じられたことを受け、日本テレビは8日、報道各社に文書で経緯を説明し「でっちあげ」を否定。現地コーディネート会社主導を主張しながら「誤解を招く表現となりました」と一部確認不足は認めた。番組および当該企画は、今後も継続するという。

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 週刊文春11月8日発売号では、ビエンチャンに赴任する日本人の駐在員や、ラオスの国内イベントを管轄する情報文化観光省観光部の関係者らの談話を紹介。祭りの参加者やコーディネート会社の社長への取材を通じて、「でっちあげ」を根拠づける以下の点を指摘した。

 【1】橋祭りがかつて開催されたことはなく、番組放送のため、番組サイドが企画し、セットの設置にかかわって作られた。

 【2】祭りが行われたのは「コーヒーフェスティバル」会場の一角。

 【3】参加した少年は「日本の番組に出ないか」と誘われて出場。「協力費」を受け取った。

 さらにこの日、日テレの文書発表を受け、この日午後に文春側もコメントを発表。「番組サイドで企画、セット設営をした事実はない」などの日テレ側の主張を否定した。

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