石原軍団プロレス!全日参戦!後楽園に西部警察テーマ 金児&神田の大技さく裂

 大久保一樹にブレーンバスターをきめる金児憲史。後方左は神田穣=後楽園ホール(撮影・金田祐二)
 反則勝ちで勝利をおさめた(左から)神田、カーベル伊藤、金児
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 石原軍団の俳優・金児憲史(40)と神田穣(23)が3日、全日本プロレスの東京・後楽園ホール大会に参戦し、レスラーデビューした。2人は、新車市場、100円レンタカーなどのFCチェーンを全国展開する「カーベル」のCMに出演した縁で、同社社長でプロレスラーのカーベル伊藤(48)から誘われ、トリオを結成。佐野直(39)&原学(36)&大久保一樹(39)とスペシャルエキシビション戦を行い、伊藤の覆面をはいだ佐野の暴走で反則勝ちを収め、勝ちどきを上げた。

 “聖地”で石原軍団が躍動した。金児らはドラマ「西部警察」のテーマで入場。大歓声が起こり、コール時には紙テープが舞った。

 格闘技を習う神田は、尻に「石原軍団」と入った白いショートタイツで気合の出陣。新日本プロレス・棚橋弘至(41)の得意技スリングブレイドを決め、相手の左ミドルをかかと固めで切り返す見せ場もあった。金児も妻の女優・楊原京子(36)が見守る中、奮闘。逆エビに耐え、ブレーンバスター、ギロチンドロップで沸かせた。

 試合後、神田は「楽しかった」を連発。金児は「しびれました」と安どした。10月から全日本の道場で練習を始め、秋山準社長(49)からロープワークを指導された。試合中には、女性ファンから相手側に「顔はやめて!」の声。神田は「聞こえました」と笑い、大久保から張り手を食らった金児は「(ケガしても)打ち身ならいい」と覚悟を明かした。

 センスを見せた2人だが、継続参戦について、神田は「機会があればやりたいけど、役者の方に専念したい」と控えめ。金児も「(リングは)立つと、もう1回やりたい気持ちになるくらいすてきな場所。そうすると、ちゃんと体を作ることになり、プロレスラーに寄らないといけない。役者との両立があるんで、折り合いがつけばやらせてもらいたい」と言葉を選んだ。

 7月に石原裕次郎さんの「歌の後継者」として歌手デビューも果たした金児は、「幸せ。今年はいろいろデビューできて」と満足げ。「一皮むけた。いい40歳になった」と笑顔でうなずいていた。

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