女優・杉咲花（２１）が３日、都内で、オムニバス映画「十年　Ｔｅｎ　Ｙｅａｒｓ　Ｊａｐａｎ」の初日あいさつに、國村隼（６２）、太賀（２５）らと登壇した。

　原発や高齢化などの問題を軸に、１０年後の世界を描く５作の短編。杉咲はデジタル社会を取り上げた「ＤＡＴＡ」に主演して、「撮影はたった３日間でしたが、濃い時間で充実した時間になりました」と回想。自身の１０年先の未来予想図を、「３１歳…おいしいご飯をささっと作れる、かっこいい大人になりたいです」と現実的に思い描いた。

　ＡＩ教育がテーマの「いたずら同盟」に主演の國村は、「１０年後、何をしてるかより、果たして生きてるか。生きてるなら、今と同じことをしてるでしょう」と“生涯現役”を宣言していた。