稲垣吾郎 主演映画は香取と草なぎにも「早く見てもらいたい」

 元SMAPの俳優・稲垣吾郎(44)が30日、東京国際映画祭のコンペ部門出品の主演映画「半世界」(来年2月公開)の会見と舞台あいさつを都内で行った。

 地方に住む炭焼き(稲垣)、海外帰りの自衛官(長谷川博己)、中古車販売業の男(渋川清彦)の同級生3人の生きざまを描く。

 映画祭初日にはレッドカーペットを初体験した稲垣は「夢のよう」と話し、「ここ数年で環境に変化があり、仕事の仕方も変わって、初めての俳優の仕事。その1作目で見たことがない自分を見られた。この作品に巡り会えて幸せ」と笑顔。

 男の友情を描く作品とあって、「ずっと男のグループでやってきたし、今『新しい地図』として香取(慎吾)くん、草なぎ(剛)くん、多くのファンと地図を広げてる。そういう絆は僕も分かるし、2人にも早く(映画を)見てもらいたい」と語った。

 舞台あいさつでは、「僕にとっての『半世界』は『新しい地図』で再スタートさせていただいたこと」ともう一度、現在の充実ぶりを口にした。

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